この記事では、育児書50冊以上を読んできたママが『成功する子は食べ物が9割』を読んだ感想を綴っています。
「〇〇が9割のタイトル使われすぎだよな~」と思いながら読み始めたものの、読み終わったその日から子どもの食事を見直そう!と思える内容でした。
本書では、成長に必要な栄養素と食材だけでなくレシピも紹介されているので、読んですぐに毎日の食事に取り入れることができますよ。
キャッチコピーは「乳児・小学生ママ必読」となっていますが、1歳児育児中の私も離乳食のときから意識したい情報ばかりでした。乳児のママにもおすすめの1冊です。
ちなみにブログタイトルのネタバレをすると、我が家でストックすることに決めた食材はツナ缶やサバ缶、ちりめんじゃこなどの魚の加工品です。
本書の内容に興味がある方はぜひ最後までお付き合いください。
本書の情報
タイトル
成功する子は食べ物が9割
著者(監修)
予防医療コンサルタント 細川モモ
管理栄養士 宇野薫
発売日
2017年12月31日
子どもの対象年齢
幼児、小学生
ジャンル
食事
本書の内容
目次
第1章 食べたものでカラダはできている!
第2章 1日の目安量、きちんと食べてる?
第3章 「偏食」「味つけ」「小食」「大食い」どうする?
脳と体をつくる「5大キーワード」を意識して食べさせる
必要な栄養素をバランスよく摂ることがベストとは分かっていても、正直そんなに細かく覚えられないですよね。
まずは「5大キーワード」を覚えて冷蔵庫に常備しましょう!
「骨」を強くできるのは思春期まで
骨を強くし身長を伸ばすために親ができるのは、栄養・運動・睡眠の3本柱をしっかり与えること。
栄養面では、たんぱく質と食事のカロリーを充足させることが大切だそうです。
脳にDHAを供給できるのは「魚」だけ
DHAは脳の神経細胞の主な成分となって、記憶や学習などの脳の働きを高めてくれます。
DHAは体内でつくり出すことができず、毎日の食事から摂る必要があります。
そして、DHAが豊富に含まれているのは「魚」だけ。
ツナ缶やさば缶、ちりめんじゃこといった加工品にも含まれているので積極的に取り入れたいですね。
親が教えなければ「かむ力」は習得できない
かむ力は離乳食のころから発達に応じて「練習」していかないと身につきません。
自然と身につくものではないんですね。
子どもの歯の状態や食べ方を見ながら、その子に適したかたさを調整するのは親の役目になります。
掲載されているレシピ
いつものメニューに一工夫するだけで栄養がたっぷり摂れるうれしいレシピがたくさん紹介されています。
この中のレシピを実際に作ってみましたが、夫にも好評で1歳の子どももパクパク食べてくれました。
▼レシピをもっと知りたいという方向けに、同じ作者さんがレシピ本も発売されています。
我が家で取り入れたこと
我が家には、現在離乳食完了期の1歳児がいます。
本書を読んですぐに抱いたのは、「魚をもっと食べさせよう!」という感想です。
とはいえ、普段魚を買う習慣がないので3日坊主になりそうということが予想できました。
そこで取り入れたのが、ツナ缶やさば缶といった加工食品をストックすること。
ストックすることで嫌でも目に入るので、「魚食べさせなきゃ!」と思い出すことができています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この記事が少しでも参考になると幸いです。
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